こんにちは市長です

2018年6月1日
こんにちは市長です

「大けやき長寿祝い」に想う

 数え年百歳を対象に、今年も「大けやき長寿祝い」として三人の自宅を訪問し、賀詞などを贈りました。今回は一九一九年(大正八年)生まれの男性五人、女性十六人の計二十一人が対象で、ここ数年の合計人数は二十人前後で推移しております。

 中でも、私が特にお世話になった横尾春雄さん方を久しぶりに訪問した際には、長寿の秘訣は「一生懸命働いて、好き嫌いなく食事をしてきただけ」と笑顔で話す元気なお姿に感激いたしました。横尾さんに限らず、賀詞を励みにしているという声や長寿の秘訣をお聞きするたび、時代の荒波を生き抜いてきた長寿の皆さまに、あらためてお祝いを申し上げる次第です。

 かつて、私が市長になりたてのころ、百歳は希有でありましたが、今や全国では、東根市の人口を超える六万人以上であります。ちなみに、今年生まれた新生児の平均寿命は百七歳になるとか、人生八十年から将来は人生百年の時代が到来するとか言われておりますが、まずは人生八十年の制度設計をしっかり確立すべきであります。

 民間も公務員も、今は六十歳定年でありますが、段階的に六十五歳まで延長する過渡期であります。それにつれて、年金支給年齢を段階的に引き上げることや、増大する一方の医療・介護などの社会保障費の財源確保が必要です。かつては生産年齢人口がピラミッド型で、一人の高齢者を十人以上の働き手で担っていたころと違い、団塊の世代が後期高齢者になる二〇二五年は、一人の高齢者を一・八人の働き手が担う時がやってくると推計されており、人口減少社会は深刻であります。

 こうした国民的課題である年金・医療・介護問題に政府は、知恵と工夫を凝らし、今こそ将来の道筋を示すべきではと考えます。そして何よりも、歯止めのきかない人口減少問題に終止符を打ち、人口増に最優先に取り組むことを切に望みたいものであります。
こんにちは市長です