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市長東根果樹研究会 農林水産大臣賞受賞ほか

 第62回全国青年農業者会議に出場した東根果樹研究会の武田拓さんが、最優秀賞である農林水産大臣賞を受賞しました。

 これは2013年の大富果樹研究会が受賞して以来11年ぶりの快挙であります。心からお祝い申し上げます。

 「脱・結実不良」と題し、近年度重なる異常気象、環境の変化等による結実不良の年が増加していることに注目。一般的なポリネーター(訪花昆虫)であるマメコバチに着目し、生育環境を整えるための作業を簡素化しマメコバチ減少を食い止める方法を検討。従来、巣材として用いられているヨシの代わりとして、合板と杉板で新たな巣材をそれぞれ作成し検証した結果、杉板で作成した巣材が総合的に最も優れていたというものです。

 今後、杉板巣材が普及することで、日本一のさくらんぼ産地を守っていくことが期待されます。

 このほど、災害時における応急対策業務に関する協定などに民間団体と市が合意し市役所で締結式が行われました。東根市測量設計連絡協議会と、もう一つは、山形県建築士会村山支部との二件であります。

 協定の主な内容は、ドローンなどの機材による速やかな現地把握や専門性を有する技術者による正確な現地調査、迅速なライフライン復旧への技術支援、震度5弱以上の地震が発生し相当数の建物被害が確認された場合の、余震などによる倒壊、落下等の危険性を判定し、二次的災害を防止するなどです。いざ有事発生の際は、民間の持つ機動性が期待され、行政としても心強い限りであります。心から感謝申し上げます。

 最後に、第21回果樹王国ひがしねマラソン大会が6月2日開催されます。このほど今大会の応募ランナー数がまとまり、定員8,000人に対し8,426人がエントリーしました。コロナの影響などにより、全国的に定員割れとなるマラソン大会が多い中で、さすがは本市大会の人気は大したものであると感じたところです。市民の皆さんのおもてなしに期待します。

市長2

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