平成29年10月 さくらんぼ観光果樹園入込客数首位奪還など

平成29年10月 さくらんぼ観光果樹園入込客数首位奪還など

さくらんぼ観光果樹園入込客数首位奪還など

 平成29年度さくらんぼ観光果樹園の山形県内の入込客数が、このほど発表され、東根市が首位に返り咲きました。それによりますと、県全体で県内客約6万8000人、県外客約43万1000人、そのうち東根市19万2300人、寒河江市18万5200人、天童市5万5200人、上山市3万700人、南陽市1万2300人などであります。ちなみに、東根市は昨年より5600人増えておりますが、地理的表示(GI)保護制度登録の効果が大きいこと、さらには国道48号の渋滞緩和策として、今年から国土交通省東北地方整備局が、午前9時から10時までさくらんぼひがしね駅前の観光案内所で入園券を購入すれば、500円を割り引くチラシを仙台市内に配布していただいたことなどが大きな要因であり、東根市、天童市は恩恵があったと思われます。

 いずれにしましても、観光果樹園地が寒河江市は300、東根市は25であることから、一園地の入込客数は圧倒的に東根市が多いことは明白であります。

 ところで、国政において懸念される動きを紹介します。各自治体は、厳しい財政運営のなかで、各々の目的達成のために基金を設けております。予期しない災害が発生し国の援助が決まるまで急ぎ財政手当をしなければならないとき、経済か悪化し税収が落ち込んだとき、学校や文化施設を建設するための計画的な基金設定、最近では国から要請のある市公共施設の長寿命化に向けた将来的な財政需要に備えるためなど、いろいろ知恵を絞り工夫しながら、財政調整基金をはじめ、減債基金、公共文化施設整備基金、小中学校建設基金、ふるさとづくり基金などを設置しています。ところが、全国の各自治体の各種基金が増加傾向にあることに看目した財務省の有識者会議では、地方交付税の減額を主張しているとのことで、大変由々しきことであります。各自治体は、これまで時間を要して目的にあった基金を積み上げてきたものであり、断じて余裕があってのものではありません。本末転倒もはなはだしい。

 間もなく来年度の予算編成を迎えます。全国市長会副会長として、反対の論陣を張らなければならないと思っています。

平成29年10月 さくらんぼ観光果樹園入込客数首位奪還など