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公開日:2021年12月13日
毎年12月6日はNikolaus(ニコラウス)の日です。ニコラウスって知ってますか?サンタさんじゃないですよ!


毎年12月6日にドイツ人はNikolaus(ニコラウス)の日を祝います。伝統的なやり方は、子ども達が5日の夜に自分の靴をきれいにして、ドアの前に置きます。すると、6日の朝はなんと、靴の中でたくさんのお菓子が待っています!

誰が入れたって?もちろん、ニコラウスですよ!長くて白い髭を生やした、太ったおじさんで、「サンタさんじゃない?」と言われるかもしれませんが、実は彼とは似て非なる存在なんです。ニコラウスは実在した人物に由来しています。ミラの聖ニコラオスという人が、貧しい人の家の煙突に金貨を放り込んだという伝説があります。その金貨が、暖炉の前に干していた靴下の中に入り、朝、家の子ども達が起きて、自分の靴下の中に金貨を見つけて、とてもびっくりしたと言われています。諸説ありますが、この伝説がもととなり、彼の命日である12月6日をお祝いする伝統が生まれたかもしれません。

残念ながら、最近は伝統的なやり方でニコラウスを祝う家庭が少なくなっています。本来なら、お菓子でいっぱいになっている靴をお見せしたかったのですが、私の家族・友達はみんな、ニコラウスのお菓子を普通のプレゼントとして渡していました。この写真は、私の弟たちが今年もらったニコラウスプレゼントですが、靴には入っていませんでした。(笑)

ニコラウスのチョコ

ニコラウスのチョコ
(Image by Aline Dassel from Pixabay)

私の弟がもらったニコラウスプレゼント

私の弟がもらったニコラウスプレゼント

 

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