#05 インゲルハイム アム ラインから春のおたより
公開日:2022年04月04日
東根市が交流しているドイツの都市、インゲルハイム・アム・ライン市からカイザープファルツ歴史博物館を紹介する情報をいただきました。今回はそれを和訳し、皆さんにご紹介したいと思います。
カイザープファルツ博物館は、インゲルハイム市の都市史を扱っている博物館です。インゲルハイムの歴史は、シャルルマーニュという支配者に大きく影響され、彼が建設を命じた大きな宮殿の跡は今でも見ることができます。博物館はその重要なモニュメントの入口に位置しています。
館内では、宮殿を紹介するセクションが特別に設けられています。そのセクションにつながっているのは、3台の来館者用のコンピューター端末が置かれている「カイザープファルツビジターセンター」です。
それに加えて、常設展示では、インゲルハイムの先史時代・初期歴史、ローマ時代、中世初期やインゲルハイム出身の、中世後期に活躍していた宇宙誌製作者のセバスティアン・ミュンスターなどについて紹介されています。
館内のすべてのセクションは、展示物について子ども向けの特別なテキストパネルも用意されています。
ベンチやテーブルが置かれている博物館の中庭では、ゆったりとした時間を過ごしながら、シャルルマーニュが制定した「Capitulare de villis」で定められた方法によって栽培されている植物を観賞することができます。
博物館はバリアフリーで、小さなカフェテリアとミュージアムショップを備えています。
博物館の外観 カイザープファルツ博物館 撮影:Museum bei der Kaiserpfalz
墓の石像 カイザープファルツ博物館 撮影:Noah Reichert
セバスティアン・ミュンスター特別展 カイザープファルツ博物館 撮影:Albrecht Haag