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公開日:2023年06月06日
Hallo, ドイツから来た国際交流員のミヒャです。皆さんはいかがお過ごしですか。この「メアゲホルト」では、ドイツの生活や文化、東根市が交流を推進している都市、インゲルハイム・アム・ライン市の事情などを紹介しています。今回は、インゲルハイム市にあるカイザープファルツ博物館が推進しているプロジェクトをテーマにしたいと思います。

「最高齢のインゲルハイム市民」がデジタルで蘇生

インゲルハイムには古代ローマ時代からずっと人が住んでおり、発掘調査もよく行われます。最も重要な発見物として、ローマ人の墓があります。1853年に発掘された墓の中には、紀元1世紀に作られたと思われる3つの彫像が見つかりました。彫像はお金持ちのローマ人とその妻と娘を描いているものとされています。170年間ヴィースバーデン博物館(ヘッセン州)に保管されていましたが、今年インゲルハイム市に返還されました。

2023年3月、カイザープファルツ博物館は同館が開発した、墓をARで元の状態で見られるアプリを公開しました。彫像など墓に入っていたものを精密に再現するために、インゲルハイム市はスコットランドの考古学者、キャンベル・ルイーズ博士を当市に呼び、彫像に残っているわずかな色粒子を調べてもらいました。

博士が調べた結果、彫像の塗料に使われた色素等が分かり、アプリの使用者はまるで2000年前のインゲルハイムにタイムスリップされたかのように、自分の目でローマ時代のインゲルハイムを体験できるようになりました。

皆さんも、インゲルハイム市で見つかった彫像と研究作業の写真をご覧になってください。

彫像の研究作業

彫像の研究作業

彫像をブラック・ライトで研究している写真

彫像を動かしている写真

女性の彫像のARイメージ娘の彫像のARイメージ男性の彫像のARイメージ墓のAR写真

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