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Hallo(ハロー) allerseits(アッラザイツ)! 皆さんこんにちは。
ドイツのポツダム市で暮らし始めて、しばらく経つベロニカです。

この街へ引っ越してきてから、近所を歩くのが楽しみになっています。
ヨーロッパ旅行に行ったことがある皆さんは、ドイツやスイス、フランスなどの街で、窓辺に色とりどりに咲いた美しい花を覚えているでしょうか。今日はドイツの街で必ず目に留まる窓飾りについてお話します。

ドイツ人は、窓辺を飾るのがとても好きです。ドイツの家の壁は、厚さが約30cmあります。日本の一般的な家では、壁の厚さが15cm度なので約2倍厚いことになりますね。そして、窓は内開きのため、室内側に設置することが多いです。この場合、ガラス面から外壁まで20cm以上のスペースができるので、外壁側に花台を設置したりする家がよく見られます。古い住宅では、外側に開く観音開きの外窓も付いているところもあります。
バルコニーにもたくさんの花を飾って、その景色を楽しみながらバルコニーで食事をする家庭も多いです。ちなみに、ドイツで人気の花は、窓際のプランターで育てやすいゼラニウム、ペチュニア、アイビーなどです。

窓の内側にもスペースがあるので、花飾りだけでなく、人形や小さな花びんを置いてみたりと結構こだわったデザインになっています。自分や道行く見知らぬ人のために、こんなに一生懸命に窓辺を飾るのですね。むしろ窓辺を飾っていない家の方が不自然な感じがします。
皆さんのご自宅も、ドイツ風に窓辺を飾ってみてはどうですか。
 
※寒い季節は花を飾っていませんので、窓の内側を飾りつけている写真になります。

窓飾り1

窓飾り2

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