あなたの地域の身近な相談相手 民生委員・児童委員
核家族化や地域におけるつながりの希薄化が進む中、高齢者や障がいのある人や子育てや介護をしている人などが、周囲に相談できず孤立してしまうケースが増えています。地域で暮らす皆さんが安心して暮らせるように、民生委員・児童委員は「地域の身近な相談相手」「関係機関へのつなぎ役」として活動しています。
民生委員・児童委員とは
民生委員は、民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱された非常勤特別職の地方公務員で、給与の支給はなく、無報酬で地域福祉を支えるボランティアです(活動に必要な交通費などの経費の一部は支給します)。また民生委員は児童福祉法に定める児童委員を兼ねています。民生委員・児童委員の中から指名された主任児童委員は、子どもや子育てに関する支援を専門に担当します。
主な活動
- 高齢者の安否確認や訪問活動
- 住民の居場所づくりや仲間づくりを進めるサロン活動に協力
- 地域行事や学校行事などに参加し、住民との交流
- 地域の民生委員・児童委員の会議に参加し、委員同士の情報交換や地域の課題などについての話し合い
組織体制
本市では98人(定数)の民生委員・児童委員が、それぞれの担当地区で活動しています。市内には、5つ※の法定単位民生委員児童委員協議会(以下、単位民児協)と、単位民児協で組織される、市内の民生委員・児童委員をまとめる東根市民生委員児童委員協議会(以下、市民児協)が設置されています。市民児協では、3つの専門部会(地域福祉・児童福祉・老人福祉)を設けて活動に必要な知識の習得・研究を行っています。
※北部(東根地区の一部)・中部(東根地区の一部)・東部(東郷地区・高崎地区)・南部(神町地区)・西部(大富地区・小田島地区・長瀞地区)
民生委員児童委員への相談は
福祉の問題で相談がある場合は、気軽に近くの民生委員・児童委員ご相談ください。
担当の民生委員・児童委員がわからない場合は福祉課までお問い合わせ下さい。
※民生委員・児童委員には法に基づく守秘義務があり、相談内容の秘密は守られます。