国の特別天然記念物「ニホンカモシカ」を見かけたら
公開日:2022年05月30日
市内各地でカモシカの目撃情報が寄せられています。
カモシカは人に危害を与える動物ではありません。ほとんどの場合、人を見かけると山に帰っていきます。
※ただし、春の出産期・秋の交尾期には攻撃的になることがあるといわれています。
生きているカモシカを見つけたら
- 大声を出したり追いかけたりせず、静かにその場を立ち去ってください。
- 帰巣本能があり放っておけば自然と山へ帰ることがほとんどですので、逃げ道をふさがないでください。
- 大声を出したり犬をけしかけたりすると、興奮して突進してきたり、角で攻撃される危険性があります。
- 幼獣を見かけても、たいていは親が近くにいるため、近寄らず立ち去ってください。また、幼獣は捕獲してしまうと野生への復帰が困難になるので、安易に保護しないでください。
- 原則、保護(捕獲)できませんが、交通安全上の問題等により自力で山へ戻ることが出来ない場合には生涯学習課へ連絡してください。
- ケガや病気などで弱っている場合は生涯学習課へ連絡してください。
- 動けなくなっているカモシカでも、人が近づくと興奮して暴れる恐れがありますので、近づかないでください。
- 反芻(はんすう)性草食動物で、衰弱しているように見えても、座り込んで休憩しながら反芻していることがあります。
死んでいるカモシカを見つけたら
- できる限り動かさず、生涯学習課へ連絡してください。