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市長嵩む除排雪経費など

 

 市内の1月までの道路一斉除雪回数は平均的でありましたが、1月下旬から降雪量が多くなり、加えて2月に入ってからの約1週間、いきなりの大雪に見舞われました。

 最大の積雪量は2月9日の60cmであり、結果的に本市の豪雪対策本部設置の基準である75cmまでは積もらなかった訳ですが、市民生活の安定を考え、1月30日に今後の降雪を見越し、当初予算に1億5千万円を追加(専決処分)したところでありました。さらに、除雪だけでなく春先の排雪を考え、同額の1億5千万円を市議会第1回定例会に補正予算として提案する予定であり、総額で5億8千万円ほどの除排雪経費となります。この経費の財源の一部については、豪雪に伴う国からの支援として特別交付税という形で措置をしていただけるよう要望しなければならないと思っております。

 次に北村山公立病院建て替えに伴う国による財政的支援についてでありますが、北村山三市一町が連携して、圏域に必要な都市機能を明確にしていく北村山圏域立地適正化方針を策定、その上で、国土交通省の都市構造再編集中支援事業を活用し補助金をいただくことにしておりました。

 その補助金の額について、これまでは東根市、村山市、尾花沢市、大石田町の4自治数に12億円を乗じた48億円の2分の1である24億円が交付されることになっておりました。しかし、この度、国の令和7年度予算が国会審議中の段階ではありますが、来年度から21億円を乗じることが可能となりました。つまり、21億円に自治体数である4を乗じた84億円の2分の1となる42 億円が措置されることになったのであります。最終的には18億円がプラスとなった訳ですが、これは、国への要望活動が実った結果であり、ご尽力いただいた鈴木憲和代議士に心から感謝申し上げます。

 さて、話は変わりますが、2月8日と9日に本市の友好都市である東京都中央区で第23回中央区雪まつりが開催されました。私はあいにく出席できませんでしたが、両日とも少し肌寒さがあったものの晴天に恵まれ、大勢の家族連れが本市から運ばれた雪を楽しんだと聞いております。啓翁桜などの物産品の販売や芋煮や玉こんにゃくの振る舞いもあり、本市の魅力満載の催しとなったようであります。雪まつりを開催していただいた中央区の山本区長をはじめ地元の町会やPTAなど関係者の皆さんに厚くお礼を申し上げます。(2月12日執筆)

市長2

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