3月は「自殺対策強化月間」です
東根市では市民一人ひとりが命を大切にし、心身ともに健康で暮らせるように「いのち支える東根市自殺対策計画(第2期)」を策定し、自殺対策に取り組んでいます。
みなさんは、「自分のこころが弱いだけ…」「自分だけが我慢すれば…」などと、悩みや不安をひとりで抱え込んでいませんか?「よく眠れない」「食欲がない」などいつもと調子が違うと感じていたら、「こころの病気」のサインかもしれません。
あなたや身近な人にこんなサインはありませんか?
こころ
□ 気分が落ち込んでいる
□ 何事にも興味が持てない
□ 何をするにもおっくう
□ イライラして落ち着かない
□ 涙もろくなった
からだ
□ 眠れない、寝つきが悪い
□ 食欲がない、または急に増えた
□ いつも体がだるい
□ 下痢や便秘をしやすくなる
□ 頭痛やめまいがする
行動
□ 遅刻や欠勤が増えた
□ ミスや事故が増えた
□ 自分を責めてばかりいる
□ 周囲との会話が減った
□ 外出が減った
サインをみつけたら、勇気を出して相談してみましょう
「迷惑をかけたくない」、「どうせ分かってもらえない」と、一人で抱え込んでいませんか?周りには、あなたの思いを受け止めてくれる人が必ずいます。少しだけ勇気を出して、信頼できる人や相談窓口へ話してみましょう。
〇東根市健康推進課保健係
電話番号 0237-43-1201
受付 午前8時30分から午後5時15分
*保健師や看護師による健康相談を受付けています。
*月に一度、臨床心理士による「こころの健康相談」を開催しています。ご希望の人はお気軽にお問合せください。
〇厚生労働省「まもろうよ こころ」(外部リンク)
*相談窓口などが紹介されています。
〇いのち支える自殺対策推進センター「こころのオンライン避難所」(外部リンク)
*自殺報道など衝撃的な報道・情報に触れてこころがつらくなった人に向け、気持ちを落ち着かせるために活用できるサイトです。
身近な人のサインに気づいたら
身近な人の「いつもと違う」様子に気づいたら、勇気を出して声をかけてみませんか?悩みを打ち明けられたら、まずは相手の話すことに耳を傾け、相手の気持ちを受け止めます。そして、打ち明けてくれたことや今までの苦労をねぎらいましょう。「自分だけで対処しなければ」と考える必要はありません。悩みの解決につなげるため、専門機関への相談をすすめましょう。その後の様子を見守ることも大切です。
〇政府広報オンライン「あなたもゲートキーパーに!大切な人の悩みに気づく、支える」(外部リンク)
〇いのち支える自殺対策推進センター「中高年男性の自殺が多いことを知っていますか? ~あなたの声かけで、救われる人がいるかもしれません~」(外部リンク)
*悩みを抱える中高年男性に特化し、周囲が対応する際のポイントなどを紹介しています。
こころの体温計をご活用ください
東根市では、パソコンや携帯電話を使って簡単にストレス度や落ち込み度をチェックできるセルフチェックシステム「こころの体温計」を導入しています。詳しくはこちらをご覧ください。
「いのち支える動画コンテスト2023」30秒動画・優秀賞4作品
いのち支える自殺対策推進センター(JSCP)は2023 年に若者に自殺問題を「自分ごと」化してもらうことを目的に、生徒・学生を対象として「いのち支える動画コンテスト2023」を開催しました。「優秀賞」に選出された30 秒動画4 作品が生徒・学生自身の手で動画化され、公開されています。
『相談はうまく話せなくても大丈夫』 (外部リンク・動画)
『伝わるよ。』 (外部リンク・動画)
『あなたの勇気で支えてほしい』(外部リンク・動画)
『笑顔の裏には…』 (外部リンク・動画)