「暑い 暑い 夏」「寒い 寒い 冬」にならないよう、省エネに配慮した事前の対策を!
エアコンの効きが悪いと感じたことはありませんか。
扇風機・サーキュレーターなどの併用やフィルターの掃除も大切ですが、忘れがちなのが「窓」の対策です。「暑さ、寒さは窓からやってくる」とも言われます。窓の断熱性を高めることでエアコンの効きがよくなり、夏の暑さや冬の寒さをやわらげるとともに、省エネや電気代節約、CO2削減につながります。事前の対策で、夏、冬を乗り切りましょう。
◎窓のリフォームでしっかり断熱
例:(1)内窓取り付け (2)複層ガラスへの交換 (3)ガラスとサッシを断熱性能の高い窓に交換 など
※シングルガラスなどの旧式の窓等の場合
・国補助:2024年度の場合「先進的窓リノベ2024事業(※終了しました)」
※補助事業は、環境省のホームページで確認をお願いします。
・県市補助:「住まい応援事業(寒さ対策・断熱化工事)」
※詳細は、市ホームページ、もしくは商工観光課TEL(内線3112)・窓口でお問い合わせください。
◇窓のリフォームに加え、壁・床・屋根(天井)への断熱材の設置や追加などにより、さらに断熱効果を高めること
ができます。
◎遮熱で手軽に対策
1.遮熱効果が高い対策の例:(1)緑のカーテンの設置 (2)すだれ・日よけ(シェード)の設置 など
※住宅の外で光や熱をさえぎる方が遮熱効果は高いと考えられています。
2.外で遮熱することが難しい場合の対策例:
(3)遮熱シート・フィルムの貼付、遮熱コーティングの塗布 (4)厚手で長いカーテンをつける など
◇(1)(2)などは、住宅の形状等によっては、困難な場合もありますので、(3)のように、窓に貼るタイプの遮熱シート
(フィルム)も販売されています。しかも、遮熱のみでなく、紫外線カットが期待できるものやプライバシー対策に
なるものなど様々なようです。 (3)(4)は冬の寒さ対策にも使用できる場合があります。(※各製品の性能や効果等
は、各自でご確認ください。)
◇さらに遮熱するには、床に断熱マット・シートを敷くことも考えられます。
★断熱・遮熱対策をすれば、外の暑さ・寒さから室内を一定程度過ごしやすくすることができます。このような対策で
エアコンの負担を減らし、エコな暮らしやCO2の削減を目指しましょう。
【~さらに、もう一工夫!~】
夏:外から帰ってきたら、エアコンを入れる前に先ず換気をしましょう。
エアコンの風向きは上向きに設定しましょう。
着衣は、ナイロンやポリエステルなどよりも綿や麻は吸湿性に優れ、レーヨンなどはひんやり感が得られます。
風鈴や打ち水なども暮らしの工夫です。
冬:エアコンの風向きは下向きに設定しましょう。
効率よく体を温めるには、ハイネックの服やレッグウォーマー等を活用し、首・手首・足首の「3つの首」を温め
ましょう。
睡眠時の湯たんぽや家族が一つの部屋で過ごす「一家団らん」も省エネにつながります。
◆◇◆「灼熱の夏」「極寒の冬」にならないよう、事前に対策しましょう!◆◇◆