暗証番号の設定が不要な「顔認証マイナンバーカード」について
顔認証マイナンバーカードとは、暗証番号の管理などに不安がある人が安心して利用できるよう、本人確認方法を「機器による顔認証」または「目視」に限定し、暗証番号の設定を不要としたマイナンバーカードです。
従来のマイナンバーカードとの違い
- 暗証番号の設定・管理が不要です。
- 署名用電子証明書(6から16文字の英数字の暗証番号を使用する電子証明書)は搭載されません。
- 利用者証明用電子証明書を用いる際、4桁の数字の暗証番号の入力ではなく、顔認証または目視により本人確認が行われます。
- 医療機関等において外見上区別できるよう、カードの追記欄に「顔認証」と記載されます。
なお、利用できるサービスは以下のとおりです。
利用できるサービス
- 健康保険証としての利用(顔認証または目視により確実な本人確認を行った上で、オンライン資格確認のほか、本人の同意により特定健診等の情報や診療、薬剤情報の閲覧が可能)
- 券面の顔写真や記載事項(氏名・住所・生年月日・性別の4情報)を用いた本人確認書類としての利用
利用できないサービス
- マイナポータルへのログイン
- 各種証明書のコンビニ交付
- 各種オンライン手続きなどの暗証番号の入力が必要なサービス
手続き方法
これからマイナンバーカードを申請する人も、すでにマイナンバーカードを持っている人も顔認証マイナンバーカードを取得することができます。
今からマイナンバーカードを申請する人
マイナンバーカードの申請または交付の際に「顔認証を希望する」と市民課でお申し出ください。
(1)マイナンバーカードの申請をする
申請方法の詳細は「マイナンバーカードの申請について」をご確認ください。
(2)マイナンバーカードの受取りをする
受取りの方法(本人もしくは代理)の詳細は「マイナンバーカードの受け取りについて」をご確認ください。
すでにマイナンバーカードをお持ちの人
随時手続きができますので、「顔認証を希望する」と市民課でお申し出ください。
本人が手続きする場合の持ち物
マイナンバーカード
代理人が手続きする場合の持ち物
【任意代理人が手続きする場合】
- 切替えを希望する人のマイナンバーカード
- 委任状
- 代理人の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど顔写真付きのもの)1点
【法定代理人が手続きする場合(切替えを行う申請者が15歳未満、成年被後見人の場合)】
- 切替えを希望する人のマイナンバーカード
- 代理人の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど顔写真付きのもの)1点
- 法定代理人であることが分かる書類
戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)。ただし、東根市に本籍がある人や、法定代理人が本人と同一世帯であり、住民票で確認できる場合は不要。 - 本人が成年被後見人の場合:成年後見登記事項証明書
手続き場所
市民課(市役所1階1番窓口)
健康保険証利用の登録について
マイナンバーカードを健康保険証として利用するには、健康保険証利用の登録が必要です。
顔認証マイナンバーカードは、マイナポータルやセブン銀行のATMで健康保険証利用の登録を行うことはできません。医療機関、薬局の顔認証付きカードリーダーを利用して健康保険証利用の登録を行ってください。
※通常のマイナンバーカードから顔認証マイナンバーカードに切替える人で、マイナンバーカードの健康保険証利用登録がお済みでない場合は、現在お持ちのマイナンバーカードを、あらかじめマイナポータルやセブン銀行のATMなどから健康保険証利用の登録を行うか、切替え後、医療機関、薬局の顔認証付きカードリーダーを利用して健康保険証利用の登録を行ってください。
その他の注意事項
- 顔認証マイナンバーカードに切替える際、署名用電子証明書が搭載されている場合は、失効処理を行います。
- 健康保険証として利用する場合、利用者証明用電子証明書の搭載が必要です。有効期限切れなどで利用者証明用電子証明書が搭載されていない場合、市民課で発行の手続きを行ってください。
※電子証明書の発行(更新)については、「電子証明書の更新手続きについて」をご確認ください。 - 顔認証マイナンバーカードから暗証番号を設定したマイナンバーカードに切替えることもできます。切替えには市民課で手続きが必要となります。